まず赤ちゃんがどのように言葉をインプットしていくかイメージしてみてください。
いつも抱っこしてくれる大好きな人の名前も分からず、手に持ってるおもちゃの名前も分かりません。
どのように人や物を認識させていくか。
みなさんはやはり絵本などをイメージすると思います。
ですが日常にも言葉を教えるヒントがたくさんあります!
それを紹介していきましょう。
まず個人差があることを忘れずに!!
特に赤ちゃんの頃の1か月の差はとても大きいです。
同じ季節に生まれた子でも1,2か月差があるだけでかなり違います。
なので「あの子はあんな喋れるのに…」など落ち込む必要はありません。
そして、その子の性格も関係してきます。
のんびりしてる子、色々な物になんでも興味を持つ子、好きな物にしか反応しない子。
性格はさまざまです。
女の子より男の子の方が喋るのが遅いこともよく言われています。
上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる子の方が喋り始めるのが早かったりもします。
あまり他の子と比べず、のんびり我が子と関わっていきましょう。
普段からいろいろな単語を口に出してみましょう
まず一番より多い言葉を伝えるきっかけになるのは離乳食だと思います。
もちろんそれまでにも「オムツ替えようね」など話しかけることは大事ですが、野菜の名前や色、おいしいやまずいなどなど…顏を見ながら話しかける機会が増えます。
赤ちゃんは見るものすべてが初めてです!
言わなきゃ、話しかけなきゃ、と気を張らずにお互いニコニコとした状況で話しかけれたらいいと思います。
美味しいね
たくさん食べれたね
これはカボチャだよ
など、些細なことでもかまいません。
話しかけて反応を見たりすることでその子の好き嫌いが分かってくることもあります。
単語が出てきたら
少しずつ意味のある単語が言えるようになります。
「まんま」「ブーブ」「ワンワン」などです。 それでもまだ指差しが多い、なにを伝えたいか分からない、といった事が多いはずです。
そういった場合では大人の分かる範囲でしっかりと理解をしてあげて、「これかな?これは〇〇だよ」と教えてあげるようにしましょう。
分からないままだと子供がそれに興味を持たなくなり、気にすることが減ってしまいます。
もし何を言いたいのか分からないときは、そのまま分からないからといって無視するのではなく「なんだろうねぇ、むずかしいねぇ」など少しでもいいので声をかけてあげることが大事です。
そうすることで(あ、ママも気にしてくれてるんだ)となり、また見かけたときに興味を示してくれるからです。
何が言いたいの!?分かんない!とイライラすることが必ずあると思います。
そんな時は「これで遊んでみようか」など好きなものを渡し、夢中になってる間に少しリフレッシュしてみてください。
単語が増えていきます
年齢とともに単語が増えて「ブーブ あった」「まんま いる」など二語文になっていきます。
どんどん言葉を理解して、大人の言葉を真似するというよりも自分の言葉として使っていくようになります。
そうなってきた時は色々なことを具体的に伝えて話してあげると言葉がどんどん増えていきます。
「ブーブいたね、赤いね、大きいね、かっこいいね」
「公園行って、お砂で遊んで、帰ってからごはん食べようね」
など、大人も単語を増やしてみましょう。
さらに「今日の絵本なに読もうか?」と質問をしてみてもいいと思います。
そうして親子で会話を楽しむといいですね。
絵本の読み聞かせ
本は赤ちゃんだけでなく大人もずっと読むものです。
なので小さいうちからたくさんの本に触れることは言葉の量にも関係してくると思います。
たとえ言葉が分からなくても絵を見て話しかけてあげましょう。
「この子泣いてるね」「美味しそうなリンゴがかいてあるね」「これなんだと思う?」などなど…些細なことでもかまいません。
キャラクターが可愛いから、といった理由で絵本を選ぶのも選択肢のひとつです。
気に入った絵本が見つかると何度も何度も読んで!と言ってくるでしょう。
何度も何度も読んであげてください。
まとめ
言葉というのは毎日ずっと使っているもので、あまり意識をしていません。
ですが子供を相手にするととても難しいです。
なんと言えば伝わるか、詳しく伝えるにはどんな言葉を使うのが正解か、悩むことがとても多いです。
ですが、早くたくさんの言葉を覚えさせないと!と思ったり、そうじゃなくてこう!と無理に言葉を直したりするのは良くありません。 日常で楽しく気軽に、好きなものに関してはより多くの言葉を教えてあげられるのが一番だと思います。
子供は子供同士での会話でもどんどん成長していきます。
いつ覚えたの!?と思う言葉を言ったりもしてきます。
その子にあったペースで言葉を吸収させられるといいですね。
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