子供が成長していく中で赤ちゃん特有の動きといえるのがハイハイだと思います。
赤ちゃんのハイハイってとても可愛いですよね。
ハイハイする時期やハイハイしだしてからの注意点などを紹介していきましょう。
なぜ赤ちゃんはハイハイするのか
赤ちゃんのハイハイは全身を使う運動です。
腕や背中の筋肉が発達していきます。
そして重たい頭も支えていきます。
なのでハイハイできたから次は立たせてみよう!ではなく、たくさんハイハイさせてあげてください。
たくさんハイハイして部屋をたくさん移動し、いろいろな発見をして刺激になることでまた成長していきます。
ハイハイはいつからする?
個人差はありますが5.6か月ごろからずりばいをする子が多いです。
そのあとお尻をあげて手で体を支えてハイハイのポーズをします。
たまに土下座のようなポーズもしたりします。
平均的には8か月からがハイハイの時期でしょう。
腰がすわったらハイハイ出来ると思っていいと思います。
ですがハイハイはあっという間に終わってしまいます。
ハイハイは出来るだけたくさん記録に残してあげてくださいね。
ハイハイが始まってからの安全対策
ハイハイを始めると一瞬でいなくなるので本当に目が離せません。
今まではゴロゴロしながら少しずつ移動していただけなのに。
パパやママはハイハイしやすい床の環境を作ってあげてください。
もちろんきちんと掃除をして清潔に。赤ちゃんなぜか、疲れると床を舐めながら休憩したりします…笑
そしてハイハイをさせる時の注意点です!
1、机や棚の四つ角にガードをつけましょう。頭をぶつけてしまう可能性があります。
2、棚に扉や引き出しがある場合もベビーロックをつけて開かないようにしておいてください。興味津々の赤ちゃんはなんでも開けて触ってしまいます。
3、階段がある家の方は必ずベビーゲートをしてください。
4、床や手の届く場所に小さいものを置かない。
5、ペンや紙、尖ったものや口に入っては困るものは高い所に置いておきます。
誤飲などの危険があるためです。掃除しながら確認してもいいと思います。
6、冬のストーブ、夏の扇風機にも注意!
ストーブは吹き出し口に近づくと危険です。扇風機もカバーが大事です。
まだ小さい赤ちゃんは大人が想像もしないようなところでケガをしたりします。
ずりばいを始めたころから家の中の見直しをしてみましょう。
なかなかハイハイしないとき
ハイハイの時期になっても全然ハイハイする気配がない…と悩む方が多いです。
もちろん個人差の問題もあると思いますが、家の中の環境を変えてみるのもいいと思います。
ローテーブルやソファがある家では赤ちゃんがつかまり立ちしやすく、あまりハイハイしないケースがあります。
寝返りしてからずりばいをし、そのままつかまり立ちして歩きだす子が多いです。
家具を動かしたり他の部屋に移すなどしてみましょう。
次に気を付けるのは、なんでもやってあげようとしないことです。
転んだらすぐに抱っこしてあげると、すぐ来てくれると理解してその場で泣き続けます。
名前を呼んで自分で移動をさせてみましょう。
オモチャが届かない場合もそうです。
すぐ取ってあげるのではなく、あと少しで届く場所に置いてみましょう。
しっかり取れるようになったらどんどん距離を離していってハイハイの練習をさせてみてください。
そうしていくうちに自分で取りに行く楽しさを知り、積極的に動いてくれるはずです。
まとめ
ハイハイに限らず赤ちゃんの動きというのは目に見えるので他の子と比べがちです。
いろいろと気になって落ち込むこともあると思います。
ですが発達のペースはみんな一緒ではありません。
最初はのんびりしていてもいつかみんな同じように歩き出します。
多少ゆっくりなペースでも心配ないことがほとんどです。
少ししかないハイハイの時期を親子で楽しんで過ごせるのが一番です。
たくさん我が子の頑張りを見届けてあげてください。
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